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HSPについてちょっと書いてみる
2020/7/06 16:01
 
タイトルのHSPって何ぞやって思う方もいらっしゃるかもしれません。
 
最近よく聞く言葉だな〜と感じます。セッションの中で話題になることもあるので、今回は簡単にお話ししてみようと思います。
 
もっと詳しく知りたい!と思った方は、是非調べてみてください。特に今年になって出版された本では、よく解説されているように感じます。
 
 
 
HSP(Highly Sensitive Person)という概念です。
人の性質です。直訳すると『超敏感な人』です。
 
何に敏感かというのは、人によって様々です。
人の顔色をすごく伺ってしまうとか、五感のうちのどれかが繊細だとか、外からの刺激に疲れてしまう。そういう性質を持っています。
 
日本人の約5人に1人とも言われています。
なので当てはまる方も結構いらっしゃるのではないかな。
私がはじめてこの言葉を知ったのは昨年の春頃。割と最近です。今では興味のある分野の一つです。
 
 
 
HSPの性質を持っている。その人のパーソナリティであり、素晴らしいところがたくさんあります。
 
例えば、気配りができたり、人の痛みがわかる優しさを持ち合わせていたり、他の人が気づかない小さな変化に気づけたり。
自分の性質を理解し、上手に活かすことで豊かに生きることができます。
 
一方で、その敏感さからストレスを感じやすかったり、巡り巡って自己嫌悪に陥ることにもなりかねません。
 
生きづらさや悩みにつながっているのだとしたら、「それは貴方が悪いのではないよ」と伝えたいです。
発想の転換や、自己理解を深めることでそういったネガティブな気持ちを和らげることができます。
 
 
 
ここで、私の話をしてみます。
聴力がいいということではないのですが。
 
快も不快も、音で感じます。
ヒーリングミュージックを積極的に聴こうとします。イヤホンには拘りたいです。
テンションを上げたい時も、穏やかに眠りたい時も、音楽の力を借りることがよくあります。
 
一方で、ガヤガヤした空間が苦手です。
にぎやかな教室、工事現場の音、赤ちゃんの泣き声や犬の鳴き声。思わず顔がこわばってしまいます。
相手に悪気がないからこそ、モヤッとしてしまう自分が嫌になる、ということがよくありました。
 
(愛犬がパピーの頃は、無駄吠えするたびによく喧嘩していました。)
 
 
 
こんな私は、非情な人間なのかと。
 
私は耳を塞ぎたくてたまらないのに、なんでみんなは平気なんだろうと。
 
 
 
そう思っていたのですが、HSPという言葉を知った時、フッと楽になったのです。
私の心が狭いとか、そういうことではなかったんだ。
 
じゃあどうやって向き合っていこうか。どのように考えれば心の波が大きくならずにいられるだろうか。
そんなふうに前向きに捉えることができるようになりました。
 
 
 
セッションの中では、
クライアント様ご自身がどのような特性を持っていると感じるか、
その中で困っているものがあるか、
あるとすれば、その特性とどのように向き合っていけばよいか。対処法はないだろうか。
 
そんな話を展開していきます。
 
HSPだからこそできることや、魅力があると私は思います。いいや、あります。これはもう断言します。
 
 
 
ひとりで考えている時にはなかった発想が、本や、誰かと話すことで生まれるものです。
自分は何の気なしに言ったことで相手が「そうか!」とひらめくようなことがあったりします。雑談って大事。
 
HSPの中でもさらに細分化されていたり、幅がすごくあるので一括りにして話すことができないものですが、
 
興味のある方は良かったら
知識を取り入れてみてください^^
 
 
 
外出自粛期間を経て、
「誰とも会わないの平気だと思ってたけど、やっぱずっと続くと寂しいものだな」
と感じた方もいらっしゃるはず。私はそうでした。
 
正しく怖がる、という言葉をニュースで聞きますね。
 
まだまだ気が抜けないですが、対策をしっかりしつつ、この期間に考えたことを少しずつ行動に移していきましょう。できることから。
 
 
 
中元 日芽香