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物事を伝える手段について考えてみる
2020/4/07 17:23
 
新入生の皆さん、進学おめでとうございます。
新社会人の皆さん、就職おめでとうございます。
 
入学式の中止や、入社式の形式変更など、例年とは違う形でのスタートとなった方が多くいらっしゃる様子ですね。
 
学生の皆さんは授業開始日の延期、授業形式の変更。
社会人の皆さんはテレワークになったりと、日常の変化を感じている方がほとんどではないかと想像します。
 
 
 
人と気軽に会えない分、メールやチャット・SNSで連絡を取る機会がこれまでより増えるのではないでしょうか。
 
人とコミュニケーションを取るツールといえば、
直接話す、電話で話す、文字で会話をする。
他にもありますが、今回はこの3つに絞って話をします。
 
突然ですが、この中で得意な手段、また苦手な手段などあったりしますか?
大切なことを伝えたい時、どの手段を選択するでしょうか。人によって答えは違うと思います。
 
 
 
面と向かって話すのが苦手で、時間をかけて文章を考えたい。それを活字で表現したい。
顔を見て話すのが一番ラク。相手のリアクションを確認しながら話を進めたい。
 
それぞれの性質を理解して、自分の得手不得手や場面に適した手段は何かを常に考えながら、うまく使い分けるのが良いのでしょうね。
 
そんなの知ってるわ!何を今さら!と思われるかもしれませんが、
「面と向かって話をする」機会が制限された今、そんなことを考えるのです。
 
 
 
特に文字で会話をする場合は一層配慮したいと個人的には思います。
 
会って話をしている時は、言葉そのものに加えてジェスチャーや表情で物事を伝えられる。視覚で得られる情報は大きいです。
電話なら声のトーン。相手の解釈に相違が生じた場合その場で訂正もできる。
 
文字で会話をする時は、より丁寧に言葉選びをするよう心がけています。というか自然にそうしてしまう。
 
なぜなら他の手段と比べて情報量が少ないから。
自分の意図と違った伝わり方をしかねないな〜とか、活字が与えるインパクトって言葉より大きいな〜とか。
 
相手はそんなに意識していないのに、私は無意識に重く捉えてしまうところがあるかもしれません。「あれ、気に触ること言っちゃったかな?」とか。
 
 
 
人と会話をするって、身近なものである方が多いと思います。プライベートに限らず、ビジネスシーンでも必要とされます。豊かに生きていくための術の一つ。
 
言葉は人を幸せにすることができるけれど、ともすれば凶器にもなりかねない。
 
だから、言葉について考えたり、言葉を勉強することは、人生をより豊かにすると言っても過言ではないと私は思うのです。
 
 
 
そういえば、小中学生の頃は手紙書くの好きだったな。
今の若い世代の方はそんなことしないのかしら。
 
 
 
 
 
 
ワンちゃんと言葉を交わすことができたらどんなに良いだろう。
 
ワンちゃんと意思疎通を図るのは当たり前なことではありません。人間の赤ちゃんも同じなのかな。
彼女たちは表情や鳴(泣)き声で一生懸命伝えてくれているんですけどね。
 
 
 
どうか皆さん、くれぐれも体調にお気をつけて。
手洗いうがいなど、できることをいつも以上に丁寧にやりましょう。
 
健康第一、安全第一でお過ごし下さい。
 
 
 
中元 日芽香