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言葉の温度は偽れない
2019/12/24 11:22

年の瀬ですね。

2019年、目標をいくつか掲げました。そしてそれを友人に発表したんです。
そのことを覚えてくれていて、年末に連絡が来ました。

「今年はあと1ヶ月だけど目標達成できた?」

なんと。覚えていてくれて嬉しい。
ところで私は何を目標に掲げていたんだっけな(この時点で既に怪しい)。
スマホにメモしていたのを見返しました。



びっくり。
ゼロとは言いませんが、全然達成できていないではありませんか。



そんな私は、めげずに2020年の目標をいくつか掲げました。やはり達成したいものは繰り越して、新たに追加もしました。

そのうち友人に発表しようと思います。
何より、それを私が忘れてはいけないですよね。部屋のわかりやすいところにでも貼っていようかしら。

細かい目標は達成できなかったものもありましたが、「こんなスタンスでいくぞ!」と心に決めた姿勢を一年間貫くことができたのでまあ良しとします。

皆さんもよかったら、今年の振り返りと来年の目標。考えてみると楽しいかもしれませんよ。






上っ面の言葉か、心からの言葉か。
同じ言葉をかける際、そこに思いがこもっているかどうかというのは受け取る側に伝わるものです。

「相手のことがすごく心配なのにどう声かけたら良いか難しい。言葉にするとチープな感じになってしまう。」

表現するのが難しいその気持ち、相手にちゃんと届いていると思います。
心配してくれている。こっちを向いてくれている。ヒトはそういうものに敏感です。綺麗な言い回しでなくても、貴方の思いは伝わっているはずです。

逆に、綺麗な言葉を並べても、そこに気持ちが伴っていないと相手の心には響かない。どうも温度が違うようです。



心からの言葉を紡ぐ。そこに嘘偽りがないように。
その大切さを感じる機会が最近ありました。痺れました。

気の置けない友人たちと、頭を使わない雑談をしている時間は、それはそれで好きです(^0^)

大切な人と話す時は、ですよ。
しかし今こうして書いてみると、文章で伝えるのもまた難しいですね。



今年一年関わってくださった全ての方へ感謝の意を込めて。2019年、大変お世話になりました。

良いお年をお迎えくださいませ。



中元 日芽香


早稲田ウィークリー
2019/11/26 20:06

皆様こんにちは。

『早稲田ウィークリー』にてインタビューを掲載していただいています。

よかったら読んでみてください(^0^)


https://www.waseda.jp/inst/weekly/news/2019/11/26/69732/

インフルエンザの流行が例年より一ヶ月早いそうですね。
空気が乾燥する季節になりました。我が家は新しい加湿器を導入しましたよ。
どうか風邪など引かれませんように。


中元 日芽香
公式サイト開設一周年
2019/11/20 10:00

公式サイトを開設し、ブログを書き始めてから一年が経ちました。

「あっという間だったな」「長かったな」というよりは、時計通りの24時間といいますか、カレンダー通りの365日といいますか。
目の前の出来事を丁寧に咀嚼しながら日々を過ごしてきたように思います。

定期的に立ち止まって振り返り、書き留める作業をしてきました。ブログもそのツールの一つ。
現在地を確認するって、意識しないとできないことかもしれません。時は流れるのが当たり前ですものね。



一日一つ収穫を得るだなんて難しいこと、今の私には要求していません。ただ、一定の期間を切り取ってみた時、その時々で何かを掴めているといいな。

立ち止まったっていいじゃない。場合によっては一旦来た道を戻るようなことがあってもいいじゃない。

一年間を振り返った時、トータルで少しでも成長していたらひとまず及第点。収穫が多ければなお良し。自分に甘いでしょうか。



そんなゆるりとした日々でしたが、やはりカウンセリングの時間の中で、学習をする中で、本を読む中で、様々な発見がありました。
自分にはなかった発想や知識に触れた時の心の動きは貴重ですね。大切にしたいです。

最近発見したことの一つは、物事の基準をどこに置くかは人によってどうも違うようだということ。
自分の中にある人。他人にそれを求める人。社会的に正解とされるものが絶対であるという人。

発信する時の私は、言葉の受け取り方の正解は相手の解釈がすべてだと思っています。
それから、私がどのような人間であるかの正解も。私が良い人か悪い人かを決めるのは、周りの人々なのではないかなと。

一方で受け取る側になると、「真実」を求めようとする。私の個人的な感情や、社会的云々などのあらゆるフィルターを出来るだけ取っ払って、何事にも対峙したいという考えを持っているようです。



この仕事をはじめて、たくさんの出会いがありました。人との出会い、感情との出会い。素敵な出会いばかりでした。幸せなことです。

小学6年生の時の担任の先生は、「一期一会」をモットーにしていました。明日死んでも後悔のないような人付き合いを、だそうです。
小6の時は、ふーん、と。言葉通りに受け取っていましたが、今思うととても難しいことを言われているような気がします。



今の仕事を始めたことで出会えた方々がたくさんいらっしゃいます。心より感謝申し上げます。

カウンセラー中元と、
そして「カウンセリングサロン モニカと私」を
二年目もどうぞよろしくお願いいたします。





中元 日芽香


境界線
2019/10/11 15:02

夜が好きです。
昼と夜。家にひとりで居ることに変わりはないのに、気分が全然違います。暗くて静かな外の様子に安らぐ。

「あの作業しておこう」とか「本読みたくなってきた」とか。夜行性人間です。早く寝た方が身体に良いとわかってはいるのですが…。
25時を過ぎたらテレビを消すと決めています。ブルーライトカット眼鏡を装着します。その気になればいつでも寝れる状態。

「寝たいのに眠れない」とは少し違う。
「寝れるんだけど寝たくない」。

言っていることが幼いですね。



「逃げたくても逃げられない状況下で辛い思いをされている」方にお会いすることがあります。

その方々に私にできることは、お話を聞いて、悩みや辛いお気持ちに寄り添うこと。
思いを受け止めてもらえて嬉しかった。これまで言葉にできなかったことが話せてすっきりした。
そのように感じていただけたら、私はカウンセラーとしての役割を果たしたと言ってよいでしょう。

これ以上は畑違いだということは重々承知しています。その上で。



『では私が、問題を改善してもらえるよう御社の偉い人に直訴しに参ります』
『良い転職先を紹介しましょう』
『負けないで。強い心を作るお手伝いをします』

そんなこと言えないし、できないし、しないけれど。

カウンセラーとしてできることの限界を目の当たりにする瞬間があります。
境界線は意識するよう心掛けています。専門外のことは、申し訳ありませんができませんとお伝えします。
それで正しいとわかっているのですが、僅かな歯痒さ・やるせなさを感じてしまいます。



プライベートで友人が悩んでいたとして、意見を求められたら、多分「辛いなら逃げちゃいなよ」と私なら言うと思います。

友人にはなるべく笑顔でいてほしいし、楽しさややりがいを感じられる環境を求めたっていいと思う。
私の周りに自由な生き方をしている人が多いからか、何歳で大学に入ったっていいと思うし、何回転職してもいいと思う。
それらを軽んじているわけではありません。ただ、人生の転機に対するハードルが低いといいますか、そういう価値観の中で生きてきました。

これまでの生き方に基づいた、私個人の意見です。もちろん押し付けるようなことはしません。



一方で、クライアントさんに対して「辛いなら逃げちゃいなよ」という言葉は自然と浮かびません。
クライアントさんも私にそのような言葉は求めていないでしょう。

逃げられない状況だから悩んでいるのですよね。
逃げていいならとっくに逃げてますよね。

セッションの一時間で私にできることは、根本的な解決に繋がらないかもしれないけれど。
カウンセラーの限界というものがあるなら、その「限界」まで力になれるような存在でありたい。

モヤモヤした気持ちをぶつけたり、悲しみを共有することで、少しでも楽になれたり一歩踏み出すきっかけになれるといいな。






風邪などひかれていませんか。私はひきました、今はもう元気です。
寒暖差とか、秋花粉とか、いろいろと難しい時期ですね。体調を崩すと気持ちまでブルーになる人が多いのではないでしょうか。

10月。あっという間と感じる人も、まだ10月かと感じる人もいらっしゃるでしょうか。今年のスケジュール帳を見返してみると面白いかもしれません。

これから大型台風が上陸するようですね。週末は安全第一でお過ごしください。



中元 日芽香



オープンキャンパスご報告
2019/8/28 14:27

先日、兵庫県の甲子園大学のオープンキャンパス
心理学部のイベント「高校生へのメッセージ」
登壇してお話しさせていただきました。

ご参加くださった皆様、ありがとうございました。




心理学部への進学を考えていらっしゃる方が多いのではないかと思ったので、私が心理学を学んでどのように感じたか、などをお伝えしました。

臨床心理士の資格をお持ちで甲子園大学の教授でいらっしゃるお二人と対談するパートもあり、私自身も勉強させていただきました。



心理カウンセラーとして人前でこのようなものに参加するのは初めてだったので、新鮮な気持ちで臨みました。

当日はお招きいただいた心理学部の先生方やスタッフの皆様に支えられ、また参加してくださった皆様の真剣な表情にとても救われました。

といっても会場は堅苦しい感じではなく、終始和やかな雰囲気でした。心理学やカウンセラーの存在について、親しみを感じていただけたら嬉しいな。

会場に居た皆様と有意義な時間を共有することができたのではないかと思っています。



週2日〜3日、カウンセリングを行なっています。人と人との対話というものや、適切な言葉で表現することについてなど、その都度考えさせられます。

カウンセラーとして仕事をしていて日頃から気づきを得るからこそ、当日は壇上で、自分の言葉に自信を持ってメッセージを伝えることができました。

クライアントさん一人一人との出会い、公私共にこれまで出会ったたくさんの人との縁の尊さを改めて感じた1日でした。



2019年夏の終わりに素敵な思い出ができました。

引き続き精進します。
この度はありがとうございました!





中元 日芽香


不透明さとか曖昧さとか
2019/8/21 13:54

きたる 8/24(土)、兵庫県の甲子園大学オープンキャンパスにてお話をさせていただきます。
高校生とその保護者の方が対象です。

これまでの経験、それを踏まえて現在心理カウンセラーとして仕事をしている中で感じることをお伝えしたいと考えています。
私だから伝えられるメッセージがあるのかな、と。

すでに申し込みしてくださっている方ありがとうございます。当日、皆さんに楽しんでいただけるような時間にしたいと思っています。

心理学に興味のある方はもちろん、そうでない方にも楽しんでいただける内容になっています。
どうぞお気軽に大学までお問い合わせください。




クライアントさんとセッションをするなかで、悩みは大きく二つに分けることができるという気づきを得ました。
色々な分類の仕方があると思いますが、今日はその中の一つだと思って読んでいただけたらと思います。



まず、直面している出来事に対する不安。

例えば、
新しいコミュニティに参加することになり、上手く馴染めるか不安。
携わっているプロジェクトが無事成功するか不安。
試合を控えていて、良い結果が残せるか不安。

経済的なことや、健康面、家族や身内が関わってくるものなんかは、他の生活場面においても影響が出てきそうですね。

ジャンルも、深刻さもいろいろ。解決の糸口がありそうなものもあれば、長期にわたって悩むこともあるかもしれません。



もう一つ、違う種類の不安を見つけました。

それは「見えないものに対する不安」。

現状起こっているわけではないけれど。
すこぐ漠然としているけれど。
上手く説明できないけれど。

何か起こったらどうしようの不安。
先が見えない・想像し難い不安。
今が安定しているからこそ感じる、平穏を失うことへの不安。



今の生活には満足しているけれど、これでいいのかな。挑戦したいことはあるけれど、それで何かを失うのは嫌だな。
いきなりアクシデントに見舞われることは無きにしもあらず。そうなったら自分の生活はどうなるだろう。 

起こりうるリスクが想定できるものもあれば、できないものもあります。
不測の事態に備えて自分が努力できることもありますが、全部が全部そうとは限りません。



「ところでその心配事が実際に起こるのってどのくらいの確率なのだろう」と思い調べたら、すでに仮説が存在していたようです。

私はデータについて深く言及する立場ではないので、ここで数字は出しませんが、要するに起こらない確率の方が断然高いのだそう。
実際には要らぬ心配であることが多い、ということですね。

そんなデータを踏まえて、日頃セッションをしながら個人的に感じることを。



「そんなの事態が起こってから考えればいい」と割り切れたら楽でしょう。
でも、わかってはいても頭の隅にあって不安が拭い切れないということもあります。割り切ることができれば、そもそも最初から悩んでなどいない。

慎重な性格の方や、守るものがある立場の方ほどそのように感じることがあるように思います。

また、過去に辛い経験をして、そこから脱して今を生きている方。その辛さを知っている故、同じ経験はしたくないという思い。

そんな時は、無理をしてマイナスな考えを払拭しようとしなくてもいいのかなと。
深く考えないで!なんて言えません。ただ、こんなふうに考え方を変換することもできるのではないかな。



「ピンチが起きてしまったらどうしよう」と考えること自体は悪いことではないと私は思います。 

もしものことが想定できる方は、ある程度リスクヘッジをして生きているのではないでしょうか。
日頃から健康に気をつけている。人付き合いを大切にしている。いくつかの選択肢を用意している。

その発想のおかげでこれまで大きなピンチに見舞われることなく日々を過ごしている。その不安が自分自身を守ってくれていると言い換えることもできるでしょう。
あるいは過去にしんどい思いをしてきたなら、二度と同じようにならないための行いをされているとか。



浮かんできた「不透明な未来への不安」について深く深く考え出すと尽きない。無理に不安を拭おうとしても、実態がないから「解決」へのプロセスが見出せない。

それなら、必要以上に怖がるのではなく「日頃からやるべきことはやっている。大丈夫。」と自分に言い聞かせてみてはいかがでしょうか。

起こるかどうかわかない物事に対して不安な気持ちが湧いて、その影響で日頃の生活までネガティブなものになってしまうのはもったいない。

これといった具体的な悩みがなく日々を過ごせているなら、性格や考え方というのもあるけれど、自分の努力の結果でもあります。
なんか今までトントンと生きてきたなという方も、自分が意識していないだけで頑張ってきたからこその今があるのだと思いますよ。



「不透明な未来」に対して、楽観的に捉える人も、どっしり構える人もいれば、不安を覚える方もいます。
どのスタンスが良いとか悪いとかはありません。性格や考え方はすぐに変えられるものではない。

それでも、もし今なんとなく未来に対して不安で、それが悩みのタネになっているのであれば。

「漠然とした不安を抱くのは、それだけ今の自分が順調、もしくは頑張っている証」であり、
「不測の事態を考えることは悪いことではない」、
「むしろその発想が、実はピンチに遭遇する確率を下げていることに繋がっているかもしれない」

と考えることで、少し不安が和らぐのではないでしょうか。
頭に浮かぶ不安は悪いものではないどころか、自分を危険から守ってくれているということですね。



自分に自信を持つとか、自分を信じるって、簡単なことではないと感じる方もいらっしゃると思います。

ネガティブなのは決して悪いことではありません。ただ、自分を過度に苦しめるネガティブはしんどくなってしまうから。
自分を安心させてあげるのもまた自分。なんて言うのは簡単なんですけどね。

最後に、すべてがこれに当てはまるということではありません。ご了承ください。






先日、海外にお住まいのクライアントさんとセッションをしました。海を越えてコミュニケーションがとれる。便利な世の中ですね。

中元の力不足で外国語に対応できないことを理解していただいた上で、海外にお住まいで周りに悩みや本音を話せる人がいないと感じる方、お役に立てれば幸いです。



中元 日芽香



解放
2019/7/10 21:52

7月ですね。
気温・湿度共に、日ごとに差があって安定しませんが、体調など崩されていませんか。

中元は夏らしいイベントに参加するのは性に合わないようで、いつものようにゆっくりするのが落ち着きます。

夏が一番好きだという方は、今から計画を立てたりしてウキウキしているでしょうか。
海とか、花火とか、あとキャンプとかかな。



セッションをする中で感じたことをブログに書いています。最近また考えがまとまりました。

突然ですか…

誰でも日頃から、相手と話す際には適切な言葉を選択しているかと思います。

自分の頭の中を検索。この気持ちを正確に表現してくれる言葉はなんだろう。私は今まさに、その作業をしながら文章を書いている最中です。



ところで、クライアントさんと話していると、「この方は丁寧に、というより慎重に、言葉選びをされているな」という印象を受けることが時々あります。

どうやら目の前の相手に対して「失礼のないように」とか「どうやったらより伝わるだろう」といったものとは少し種類が違う。

『こんなことを言っては(思っては)いけない』

ネガティブな事を言いかけて、口に出す前に飲み込んでいる様子を拝見します。



相手に話すべきではないというのはあるかもしれませんが、きっとそれだけじゃない。

例えば、
「疲れた・しんどいって言うのはよくない」
「人のことを悪く言ってはいけない」

そんなことを言うのはだめ。
そんなふうに思うのは悪いことだ。

自分に対してそう課していらっしゃるのかな。
心の中でさえもネガティブな発言や思考は慎むよう、心の深いところでの意思を感じるのです。



確かに言わない方がいい相手はいるかもしれません。
言った自分が損になる場合があります。

プラスに物事を考えるように意識している方。
元々プラス思考の方。
素敵だと思います。是非そのままでいてください。



でも、そうではなくて、

本当は言いたい。本当はそう思っている。一方で
そんなことを考えてはダメだ、と自分に言い聞かせる。
その狭間で苦しい思いをしているなら。

本心を解放してみると、少し楽になるのではないかな。

そんなことを考える自分が嫌になるなんて言わないで。
辛い時に、さらに自分を攻撃するとしんどくなります。むしろ味方になってあげてほしいのです( ˆoˆ )



考えるだけでなく、気持ちを口に出して言ってしまうともっと楽になるように思います。

周りを見渡してみて、この人なら何を言っても悪く思わないでいてくれるだろう。そういう存在がいるなら、ちょっとだけ甘えてみてはいかがでしょう。

自分のことを頼ってくれているのかなと思うと、相手も悪い気はしないはずですよ。



周りに誰もいないように感じるなら、独り言でもいい。
ポツリポツリと本音を言って、心の声をご自身で聞いてみてください。

紙に書くのもいいですね。書いてビリビリ破ったり、シュレッダーにかけて粉々にしましょう。



疲れた。やりたくない。
あの人の言っていることは理解できない。
理不尽な状況に耐えられない。

自分はよく頑張っている。
もっと評価されるべきだ。
誰かのせいにしたい。環境のせいにしたい。

言ってしまいましょう!
そして自分を褒めてあげましょう!
きっとスッキリしますよ( ˆoˆ )



いつも善人でいる必要はないと思います。
無理せず自然体で日々過ごせたらいいですね。





『カウンセリングサロン モニカと私』の公式ホームページを新設しました。

プロフィールページから飛べます( ˆoˆ )
よかったら覗いてみてください。



中元 日芽香
甲子園大学オープンキャンパス
2019/7/05 20:57
8/24(土) 甲子園大学オープンキャンパス
心理学部イベント「高校生へのメッセージ」に
ゲスト出演させていただきます。


詳細は甲子園大学の公式サイトをご確認ください。
下にURLを添付しています。




 
心理学に興味をお持ちの高校生の皆さんに、楽しんでいただけるような時間にしたいと思っています。
オープンキャンパス。実際に足を運んで、大学生活を想像できるのがいいですよね。

私も高校生の夏、ワクワクしながら参加した思い出があります( ˆoˆ )


 
中元 日芽香
ものさし
2019/6/05 10:08

6月になりましたね。
2019年上半期のゴールが見えてきました。

あっという間でしたか。
長かったと感じる人もいらっしゃるでしょうか。



ここ数週間、友人知人と会う予定が立て続けにありました。数ヶ月ぶりの人から、久方ぶりの人まで。

近況を聞いて、頑張っているなと刺激を受けたり、会えたことの喜び。私自身の報告ができるありがたさ。

友人と会った日の夜は、穏やかな眠りにつけるような気がします。

次会う時はまた良い報告がたくさんできるよう、日々精進しなければ。そんな気持ちになります。



セッションをしながら、日々色々なことを考えます。それをブログに記す工程もまた、私の頭を整理してくれます。

今日の記事では、自分の経験を踏まえての話を綴ってみたのですが…

結果、「頑張る」という単語が
引くほど出てくる文章になりました(´・ω・`)

もっとこう、綺麗にまとまらないものかな(´・ω・`)



突然ですが

「あの人なんであんなに頑張れるんだろう」
「あの人なんであんなに頑張れないんだろう」

周りを見渡してみて、思い浮かぶ人はいますか。



「自分は才能がない分、努力で補ってきた」という人に時々出会います。

私はその一人でした。
自分に対してそう評価していました。
唯一の長所は、愚直に頑張れること。

頑張ることは当たり前。頑張ることが正義。
だから周りの「頑張らない」人に対して厳しく思っていました。



しかし、頑張りすぎて疲弊してしまい、頑張れなくなったことがあったのです。

なんで自分は頑張れないんだろう。頑張らない人に対して厳しい私は、こうなってしまった自分が情けなくて、悔しくて、許せなくて。

頑張りたい気持ちはあるのに身体がついてこない。気力さえ湧かない日も。

頑張りたくても頑張れないとか、頑張る意味・価値が見出せないから頑張らないとか、そんなこともあるのだなと学びました。



それを経て、今は「ほどよく頑張る」ようになりました。
手を抜くことを覚えました。良い意味で、ね。

自分の中で「ここまでやれば上出来」と割り切ることで、楽に考えられるようになったのです。

頑張れる時に頑張ったらいい。
努力できる量も、到達したいゴールも、そこに行くまでのペースも人それぞれです。

自分より頑張る人に対して、頑張らない人に対して「なんで?」って思うと疲れてしまいます。



頑張ることが好きで、そこに生き甲斐を感じている人の姿を見ると、すごく応援します。
頑張っている人はキラキラしています。

今はコンディションが良いし、頑張りどきだ。
そんな時は全力でぶつかっていくのがいいかもしれません。

でも、頑張れない時だってあります。頑張れない人もいます。

それぞれのタイミングがあるから。
それを理解することって大切なのではないかなと、私は思います。



自分のものさしで相手の行いを図ると、焦ったり、イライラしたり、やるせない気持ちになることがあります。

でも相手を変えるのってすごく難しい。変わらない場合もある。

そんな時は自分が寛容になる方が楽です。
自分に対して。相手に対して。






ニュースを見ていると、今週末から梅雨入りするところが多いようですね。

空がどんよりしていると、心まで晴れない気がします。
雨の日は体調が優れないという人にとっては辛い季節でしょうか。

そんな日は無理に元気に振る舞おうとせず、しっとり気分で過ごしてみると、新たな気づきがあるかもしれません( ˆoˆ )



中元 日芽香

Empathy
2019/4/30 12:49

GW真っ只中ですね。
学生さんはお休みの方が多いのかしら、
社会人の皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

職業によっては、連休こそお忙しい方もいらっしゃいますよね。サービス業とかかな。

アクティブに過ごす派も、日頃の疲れを癒す派も、どちらも有意義な時間をお過ごしてください。

心理カウンセラーとしては、連休明けの5月病が心配です(´・ω・`)お休みが長いほど心配。



カウンセラーとは、クライアントの存在を肯定し、基本的に共感する立場です。

お仕事としてお話を聞くのと、プライベートで話を聞くのでは、全然違います。

友人知人の話を聞いていて「元気になった!さすがカウンセラー!」とからかわれることがありますが、私は何もしてません。

それでも、日頃から人に話す時間って大切。元々相談される側の人間ではあります。



実際に同じ立場に立ってみないとわからないことってたくさんある。これはもう、何年も前から思っていました。

寄り添うことはできるんだけどね。なるべく理解したいし、苦しいならそれを分けてほしいって。相手が大切な人ならより、そう思うでしょう。

でも完全に「わかる」ことは本当に難しい。



「わかる」という言葉は時に安直だと感じます。

閃きの「わかった!」は別ですよ。
共感したい時に相手にかけるなら、もっと別の言葉ををチョイスしたい。

「そんなに簡単に言わないで」「誰もわかりっこない」って私がクライアントならきっと思ってしまうから。

友人なら「わかるわかる〜」を求めている時もありますし、相手が何を求めているか、察する必要があります。



カウンセラーとして話を聞いている時は私情を挟みません。だから対話の中で「わかる」なんて言わないけれど、

ただ、頭の片隅で、一人の人間として「ああ、この気持ち。私にも似たような引き出しがあるぞ」と思うことがあります。



過去に悩んだり考えたことが、今の仕事に活きて
いるなと思う時があります。

アイドルとカウンセラー。全然違う世界に感じるけれど、過去の経験が確かに活きている。

女子高生だったこともあるし、仕事も何もせず、ただ休んでいた時期もあります。

その時々で、感情の引き出しを充実させていたのだと思います。



「自分のことが好きになれない」
「本当の自分を晒け出せる人がいない」
「やらなきゃとわかっているのに身体が動かない」

他にも、部活などの組織の中でのポジションとか。学業と(部活、スポーツ、仕事)との両立とか。誰かと比べられたりすることとか。

色々なことを悩みました。

だから、同じように辛い思いをしている人がいるなら力になりたいという気持ちも、この仕事を始めた理由の一つです。

これまでの経験と・感情の引き出しがなかったら、今この歳でカウンセラーを仕事にするのはまだ厳しかったかもしれない。



一方で、私の実体験にはない事柄で悩んでいる方がいらっしゃいます。例えば、バイトや就活。

こうして色々な人のお話を聞くという仕事柄、経験しておけば良かったと、常々思います。OLさんとかやっておけばよかったかな〜とか。

カウンセラーのお仕事は話を聞くことなので、何でも対応できるし、するべきです。ただ、情景を想像するのに時間がかかってしまう。

クライアントさんや、友人から話を聞くことで、日々色々な疑似体験をしています。
私の友人はそれぞれの人生を歩んでいるので、勉強になります。






もう元号が変わります。令和になるんですね。平成最後のブログです。

令和では、皆さんが穏やかに暮らせますように。



中元 日芽香