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楽しい話も好きだけれど
2020/10/02 20:04
 
心配できる相手がいるって幸せだと感じました。
 
だから、「これ言ったら心配させるかな」という優しさから思っていることを周りの人に言わないでいるのだとしたら、お願いです。心配くらいさせてください。
 
大切な人を想って心配するって、尊いことなんです。負担なんかじゃないです。話してくれてありがとうって思います。
それよりも、貴方が困っているのに気づけないことの方がもどかしい。自分の知らないところで重たい荷物を抱えているなんて想像したら辛いです。
 
誰も貴方の代わりになることはできない。せめて気持ちを少し分けてください。
…と、貴方の周りの人は思ってるんじゃないかな。
 
 
 
 
 
 
10月です。
朝晩の気温差があって、着るものが難しいですね。
皆さん風邪など引かれませんよう。
 
いつもより短いですが、今日はこれにて失礼します。
私は元気です!
 
 
 
中元 日芽香
 




本当にダメ人間?
2020/8/19 11:45
 
私のスマホのメモによると、2018年9月。何気なく観ていた番組で、スポーツのコーチ2名が対談をされていました。
その中でお話された言葉が印象に残ったので咄嗟にメモをしていました。
 
セッションをしていて感じたことと重なったのでちょっと書いてみようと思います。
 
 
 
「長年指導をしていて、以前と変わったと感じることはありますか?」
 
「最近の子を見ていて思うのは、注意をする時。
『あなたはダメ』という言葉は
その選手の人間性を否定しているのではない、
技術を否定しているだけなんだよね。」
 
それはダメだよ、と指摘をした時、
「自分(という人間)はダメなんだ……」と捉えてしまう人が多いと感じたそうです。
最近の子、というところにも注目すべきなのかな。
 
 
 
試験の結果が悪かった。
プロジェクトチームに選ばれなかった。
そんな時、何がダメだったかを正しく把握する必要があるのかなと考えます。
 
模試や入試・資格試験レベルの話になってくると、問い合わせても答えてもらえないかもしれませんが、
先生や先輩、上司に聞いて明確な答えがあるのであれば聞けるのがベスト。
 
自分の取り組み方や姿勢に問題があったのか。
努力の方向性が間違っていたのか。
他に適任がいたのか。
 
自己分析も大切です。
納得のいく準備が事前にできていなかったとか、
当日のコンディションがよくなかったとか、
自分が答えを知っているなら修正は早いはずです。
 
 
 
それらを考える時、大前提として。
 
コーチもおっしゃっていたように、ほとんどの場合
『貴方の人間性を否定しているのではない』ということを忘れないでほしいのです。
 
 
 
先輩・上司の中には、自分の好みでチームの人選をする人もいるでしょう。人間ですから相性はあって仕方ないです。
または組織にもいろいろ事情があることでしょう。
 
その場合も、やはり貴方が悪いのではない。
他人が抱く印象や組織の事情は、個人の努力でどうにかできるものではありません。
 
だから、結果を受けて『自分はダメ人間なんだ』というジャッジをする前に、どうか色々と分析してみてください。
 
 
 
「お前はダメだ!何がダメかは自分で考えろ!」
そういうタイプの上司さんはまあまあいらっしゃいます。そういう時は考えましょう。
何がダメかを教えてくれないのは相手の優しさなのか、厳しさなのか、意地悪なのかもついでに考えましょう。
 
中には。中にはですよ。
部下や後輩に指摘するという大義名分のもと、仕事や日頃のストレスを豪快にぶつける方もいらっしゃると聞きます。
そんな時は、理不尽だな〜と心の中で思いつつ、疲れてるのかな。相手も大変なんだなと広い心で受け止めましょう。
将来自分がそうならないとは言い切れませんからね。
 
 
 
正しく反省すると、その気づきは次に頑張るための糧になります。
解釈を間違うと、自分に自信をなくしたり、意欲をなくすなどの損失に繋がります。指摘をしてくれた相手にその意図がないのだとしたらもったいない。
 
どの程度聞き入れるのか。その言葉は自分のことを思って発せられたものなのか。だとしたら自分はそれをどう生かしていけばよいのか。
それを分析するのは必要な労力です。自分のためにも。
 
『自分はダメ人間』という評価は果たして客観的なのか。人は主観で生きているので難しいですが、安易にラベリングするものではありません。
 
 
 

 
 
スマホにいろんなメモを残しているのですが、断片的すぎて、あとから見返した時なんのこっちゃわからないメモがちらほら。
 
[笑顔でなくてもこころは癒されている]
[あたたかい無視を]
 
う〜〜〜ん、心理に関する言葉で、ビビッと来たから記しているはずなんですが。私は何を観てこれが大事だと思ったんだろう。
 
ドラマ、情報番組、ドキュメンタリー。テレビを観ていると不意に大事な言葉が飛び込んでくる。もしかしたら本を読んでいてそう思ったのかもしれない。
 
せっかく記録しても、自分が理解できないと意味がありませんね。今後はもう少し丁寧にメモしよう。データを見返していてそう思ったのでした。
 
 


中元 日芽香
 





オープンキャンパスについてのお知らせ
2020/7/31 11:38
 
8/22(土)に予定していた甲子園大学での中元日芽香トークイベントは中止となりました。
 
お伺いするのを楽しみにしていたので残念ではありますが、今は安全第一ということで。
一日も早く事態が終息することを願うばかりです。
 
 
 
甲子園大学オープンキャンパスでは、感染対策を行った上で、様々なプログラムが実施されていますよ!
 
先が見えない中で、勉強のモチベーションを保つのが難しいと感じている学生の皆さん。志望校に足を運んで、リアルな大学生生活を想像することでエネルギーが湧いてくるかもしれません。
 
ご自身の体調と相談して。マスク必須で。手指消毒も忘れずに。よかったら参加してみてください。
 
 
 
くれぐれも無理はなさらず。
大人の皆さんもどうかご安全に。
 
 
中元 日芽香
 
 
成功の定義
2020/7/07 12:01
 
成功ってなんでしょう。
 
功を成すんだよ!字見りゃわかんだろ!って、そんな簡単な言葉じゃないような気がします。
 
 
 
はたから見たら成功者と呼ばれるような人は、イコール幸せなのかな、とか考えちゃう。
 
少し前の私は、評価されること・努力し続けられることが幸せなのではないかと思っていました。
会社なら役職がつくとか。学校なら良い成績を取るとか。目に見えて「あの人すごい!」って言われるのってやっぱいいな〜と。
 
しかし最近は、果たしてそれだけなのかなと思うようになりました。
 
 
 
ストイックに、良い状態をキープし続けるのは大変なことです。
周りの人に悩みとか話したいけれど、嫌味と受け取られてしまうかもしれないから自分一人で抱えちゃう。
 
顔に出したりしないから、周りは自分を「涼しい顔してなんでもできちゃうすごい人」だと評価しているっぽい。
 
あるいは、周りは「あの人すごい」と思っていても、自分の中ではまだ目標にたどり着いていなくて、「認識がズレている」ということもありそうです。
 
 
 
もちろん、いわゆる成功することで手に入るものは多いでしょう。
地位・名声。お金。やりたいことができるようになる。人が寄ってくる。自分に自信がつく。
 
自己実現が生きがいの人にとって、これほど楽しい生き方はないかもしれません。
 
プレッシャーが少々ある方が、緊張感が常に保てて良いパフォーマンスができるというのも大いにうなずけます。
 
 
 
じゃあ、そうでない生き方は?
 
なんかもっとビッグになる予定だったけれど、想定してた未来とちょっと違ったな。
 
でも、これはこれでいいんじゃないかって思えるのって幸せそうじゃないですか?
 
 
 
自分の中の満足度が大事なのかな。
 
今の自分が、好きかどうか、とまでは問いません。
悪くないなって思えるかどうか。
 
言葉を選ばずに言うと、「あいつ、落ちたな」って周りから思われようが、自分が納得するならそれでいいんじゃないかな。
思っていたのと違ったけれど、今の人生も悪くないよっていう大人って多いんじゃないかな。
 
一方で、そう思われることが嫌だなという他者評価に捉われて、それによって自分の価値を決めちゃうのって少し疲れてしまいそう。
 
常に何かに追われるように生きるのって、体力がある人にとっては苦ではないだろうけれど、みんながみんな走るのが得意ではありません。



そう思ったから、私ね、
誰かに認めてもらうためでなく、自分のために頑張ることにしてみたんです。

そうしたら、人って頑張れないものですね。笑

誰かに認めてもらうというのは、それだけエネルギーが要ります。その思いが自分を高みに連れて行ってくれるみたい。



人は、誰かのためにって思う方が頑張れる生き物だというのは聞いたことがあります。

目の前の人のために、大切な人のために頑張る。
これは一つ、幸せな日々が送れそうな言葉。

自分のためにって思えるようになるには、大切な誰かと同じくらい自分を大切に思う必要があるみたいです。
それはちょっとハードルが高いかな〜。そこまで思えたら、もう幸せ者です。
 
 
 
以上、自分と関わるすべての人のために頑張るのは難しいって話でした…?
 
えっ、論点ずれてない?
成功ってなんだって話が、幸せってなんだって話にすり替わってない?
 
って書きながら思いました。笑
 
一旦整理しますね。
うん。そうか、こういうことかな。
 
 
 
大切な人(自分を含む)のために努力できたら幸せで、
 
その努力の先に、いわゆる成功が掴めたらそれは素晴らしいことだけれども、
なんというか、努力の過程にも幸せって転がっていると言いますか。
 
自分のことを結果だけ見て評価するのは時に苦しいこともあるよ、みたいな感じかな。
 
 
 
悩みも似た性質があると思っていて。
 
大切な人(自分を含む)のために悩むのは、苦しいけれど、大切だからこそ湧いてくるもどかしい感情で、それと向き合うのは意味があることだと思うけれど、
 
そうでない悩みに関しては一度精査する必要があるのかもしれません。
 
『自分、なんで頑張ってるのかな』と思うタイミングがあったら、その『なんで』を突き止めることで何か見えてくるのではないでしょうか。
 
 
 

 
 
私、文章をメタ的な書き方をするくせがあるようです。
 
今日カタカナ多いですね。伝わる前提でカタカナを羅列するのはあまり好きではありません。えっ、何言ってるの?ってなります。
 
「ストイックに、良い状態をキープし続ける」は
「克己的に、良い状態を保ち続ける」と書く方が日本人らしいのかな。こっきてき、と読むそうですよ。
 
 
 
メタ的な。メタ発言、みたいな使われ方をしますね。
メタ認知というやつです。自分のことをもうひとりの自分が観察している。話している。書いている。
 
ああ、メタのゲシュタルト崩壊…
 
 
 
あら、私ったら、またカタカナ使ってます。
わざとじゃないんですよ。
 
こういう見方を繰り返すから、自分がどういう人間かわからなくなるのです。
 
 
中元 日芽香
 
 
HSPについてちょっと書いてみる
2020/7/06 16:01
 
タイトルのHSPって何ぞやって思う方もいらっしゃるかもしれません。
 
最近よく聞く言葉だな〜と感じます。セッションの中で話題になることもあるので、今回は簡単にお話ししてみようと思います。
 
もっと詳しく知りたい!と思った方は、是非調べてみてください。特に今年になって出版された本では、よく解説されているように感じます。
 
 
 
HSP(Highly Sensitive Person)という概念です。
人の性質です。直訳すると『超敏感な人』です。
 
何に敏感かというのは、人によって様々です。
人の顔色をすごく伺ってしまうとか、五感のうちのどれかが繊細だとか、外からの刺激に疲れてしまう。そういう性質を持っています。
 
日本人の約5人に1人とも言われています。
なので当てはまる方も結構いらっしゃるのではないかな。
私がはじめてこの言葉を知ったのは昨年の春頃。割と最近です。今では興味のある分野の一つです。
 
 
 
HSPの性質を持っている。その人のパーソナリティであり、素晴らしいところがたくさんあります。
 
例えば、気配りができたり、人の痛みがわかる優しさを持ち合わせていたり、他の人が気づかない小さな変化に気づけたり。
自分の性質を理解し、上手に活かすことで豊かに生きることができます。
 
一方で、その敏感さからストレスを感じやすかったり、巡り巡って自己嫌悪に陥ることにもなりかねません。
 
生きづらさや悩みにつながっているのだとしたら、「それは貴方が悪いのではないよ」と伝えたいです。
発想の転換や、自己理解を深めることでそういったネガティブな気持ちを和らげることができます。
 
 
 
ここで、私の話をしてみます。
聴力がいいということではないのですが。
 
快も不快も、音で感じます。
ヒーリングミュージックを積極的に聴こうとします。イヤホンには拘りたいです。
テンションを上げたい時も、穏やかに眠りたい時も、音楽の力を借りることがよくあります。
 
一方で、ガヤガヤした空間が苦手です。
にぎやかな教室、工事現場の音、赤ちゃんの泣き声や犬の鳴き声。思わず顔がこわばってしまいます。
相手に悪気がないからこそ、モヤッとしてしまう自分が嫌になる、ということがよくありました。
 
(愛犬がパピーの頃は、無駄吠えするたびによく喧嘩していました。)
 
 
 
こんな私は、非情な人間なのかと。
 
私は耳を塞ぎたくてたまらないのに、なんでみんなは平気なんだろうと。
 
 
 
そう思っていたのですが、HSPという言葉を知った時、フッと楽になったのです。
私の心が狭いとか、そういうことではなかったんだ。
 
じゃあどうやって向き合っていこうか。どのように考えれば心の波が大きくならずにいられるだろうか。
そんなふうに前向きに捉えることができるようになりました。
 
 
 
セッションの中では、
クライアント様ご自身がどのような特性を持っていると感じるか、
その中で困っているものがあるか、
あるとすれば、その特性とどのように向き合っていけばよいか。対処法はないだろうか。
 
そんな話を展開していきます。
 
HSPだからこそできることや、魅力があると私は思います。いいや、あります。これはもう断言します。
 
 
 
ひとりで考えている時にはなかった発想が、本や、誰かと話すことで生まれるものです。
自分は何の気なしに言ったことで相手が「そうか!」とひらめくようなことがあったりします。雑談って大事。
 
HSPの中でもさらに細分化されていたり、幅がすごくあるので一括りにして話すことができないものですが、
 
興味のある方は良かったら
知識を取り入れてみてください^^
 
 
 
外出自粛期間を経て、
「誰とも会わないの平気だと思ってたけど、やっぱずっと続くと寂しいものだな」
と感じた方もいらっしゃるはず。私はそうでした。
 
正しく怖がる、という言葉をニュースで聞きますね。
 
まだまだ気が抜けないですが、対策をしっかりしつつ、この期間に考えたことを少しずつ行動に移していきましょう。できることから。
 
 
 
中元 日芽香
 
 
 
昨年に引き続き
2020/6/17 14:48
 
8/22(土)、甲子園大学のオープンキャンパスに参加させていただくことになりました。わーい!
 
今年は「自粛期間に考えたこと〜明日に向けて〜」というトークテーマでお話しをします。
 
夏休みが短縮になっている学生さんが多くいらっしゃる様子ですが、お時間ありましたら是非。
詳細は、甲子園大学の公式サイトから。URLを貼っておきますね。
 
 
心理学部への進学を考えている方へ、楽しんでいただける内容になるよう準備しています(^0^)
 
 
 
中元 日芽香
 
 
 
責任の所在
2020/4/22 20:12
 
元々活動的な人間ではありませんが、この春はいつも以上におうちにいる時間が長くなったので、作品にたくさん触れました。
 
書籍、音楽、ドラマ、映画、アニメ、ライブ映像。
素晴らしい作品というのは時が経っても色褪せないのですね。泣いたり笑ったりして心地よい余韻に浸っています。
ハラハラドキドキするのはあまり得意ではありません。事件の起きない作品を選びがち。
 
 
 
春、花粉症なことを除けば一番好きな季節。
おでかけするのにピッタリな晴天の日に、外に出られないのは少しばかり切ないですが、日本中、いや世界中の皆さんとこの感情を共有していると思うと不思議です。
 
こうして非日常な時間を過ごしている間に新しい気づきがあるのもまた貴重です。
 
美味しいディナーを頂ける飲食店がたくさんあります。行くたびに癒されるサロンやショップもある。
友だちに会ったところで特段報告したいことがあるわけではないけれど、なんとなく久々に元気な顔を見たい。
 
どうか、また笑顔で会えるその時まで
元気でいて。私の大切な人、場所、素敵な空間。
 
 
 
ただ、一つ思うのは、
 
私たち一人一人に努力できることがあります。今はみんなで心を一つにして協力する時。
でも、努力していたって自力ではどうしようもできないことだってある。
 
自分の力ではどうにもならないものに抗うのってすごく難しいし歯痒い。
だから、どうにもならない時、自分を責めることはしてほしくないなと思います。
 
お仕事や学校、心身の健康管理、人との関わり、
将来設計、楽しみにしていたこと、
挑戦しようとしていたこと。
 
生活がガラッと変わってしまった人もいるかもしれない。
これから先のことを考えた時、明るい未来が今は見えない人もいるかもしれない。
 
 
 
大きな声では言えないけれど、今は環境のせいにしたっていい時だと思う。
 
やれるだけのことをやった貴方は何も悪くない。
どうか自分のせいにするのだけは…。
 
 
 
「諦める」「開き直る」
昔はこの言葉があまり好きではありませんでしたが、今は必ずしもネガティブな意味合いだけではないと考えるようになりました。
 
そうしないとやっていけないことも時にはある、気がします。
護身術です。随分と楽になりますよ。
 
 
 
来たる時に備えて、おうちでいろいろとできることを実践するのは素晴らしい。
でも、そんなモチベーションが湧かない時は、いっそ気力体力回復のための時間だと割り切って全力で休むのも良いと思います。
 
休むって言ったって、仕事があるし、勉強しなきゃいけないし、そんなことできるかって人もたくさんいらっしゃるのは理解しているつもりです。
 
 
 
 
 
 
大変な中でも、誰かのために仕事を休めない環境下で頑張ってくださっている皆さん。
 
本当にありがとうございます。
ありがとうの言葉では足りないくらい、貴方に支えられている人がたくさんいます。
 
お世話になってばかりではいられない、といってお仕事をそのまま代わることはできないけれど。
私に今できること、事態が終息したらできること。考えながら日々を過ごしています。
 
 
 
中元 日芽香
 
 
物事を伝える手段について考えてみる
2020/4/07 17:23
 
新入生の皆さん、進学おめでとうございます。
新社会人の皆さん、就職おめでとうございます。
 
入学式の中止や、入社式の形式変更など、例年とは違う形でのスタートとなった方が多くいらっしゃる様子ですね。
 
学生の皆さんは授業開始日の延期、授業形式の変更。
社会人の皆さんはテレワークになったりと、日常の変化を感じている方がほとんどではないかと想像します。
 
 
 
人と気軽に会えない分、メールやチャット・SNSで連絡を取る機会がこれまでより増えるのではないでしょうか。
 
人とコミュニケーションを取るツールといえば、
直接話す、電話で話す、文字で会話をする。
他にもありますが、今回はこの3つに絞って話をします。
 
突然ですが、この中で得意な手段、また苦手な手段などあったりしますか?
大切なことを伝えたい時、どの手段を選択するでしょうか。人によって答えは違うと思います。
 
 
 
面と向かって話すのが苦手で、時間をかけて文章を考えたい。それを活字で表現したい。
顔を見て話すのが一番ラク。相手のリアクションを確認しながら話を進めたい。
 
それぞれの性質を理解して、自分の得手不得手や場面に適した手段は何かを常に考えながら、うまく使い分けるのが良いのでしょうね。
 
そんなの知ってるわ!何を今さら!と思われるかもしれませんが、
「面と向かって話をする」機会が制限された今、そんなことを考えるのです。
 
 
 
特に文字で会話をする場合は一層配慮したいと個人的には思います。
 
会って話をしている時は、言葉そのものに加えてジェスチャーや表情で物事を伝えられる。視覚で得られる情報は大きいです。
電話なら声のトーン。相手の解釈に相違が生じた場合その場で訂正もできる。
 
文字で会話をする時は、より丁寧に言葉選びをするよう心がけています。というか自然にそうしてしまう。
 
なぜなら他の手段と比べて情報量が少ないから。
自分の意図と違った伝わり方をしかねないな〜とか、活字が与えるインパクトって言葉より大きいな〜とか。
 
相手はそんなに意識していないのに、私は無意識に重く捉えてしまうところがあるかもしれません。「あれ、気に触ること言っちゃったかな?」とか。
 
 
 
人と会話をするって、身近なものである方が多いと思います。プライベートに限らず、ビジネスシーンでも必要とされます。豊かに生きていくための術の一つ。
 
言葉は人を幸せにすることができるけれど、ともすれば凶器にもなりかねない。
 
だから、言葉について考えたり、言葉を勉強することは、人生をより豊かにすると言っても過言ではないと私は思うのです。
 
 
 
そういえば、小中学生の頃は手紙書くの好きだったな。
今の若い世代の方はそんなことしないのかしら。
 
 
 
 
 
 
ワンちゃんと言葉を交わすことができたらどんなに良いだろう。
 
ワンちゃんと意思疎通を図るのは当たり前なことではありません。人間の赤ちゃんも同じなのかな。
彼女たちは表情や鳴(泣)き声で一生懸命伝えてくれているんですけどね。
 
 
 
どうか皆さん、くれぐれも体調にお気をつけて。
手洗いうがいなど、できることをいつも以上に丁寧にやりましょう。
 
健康第一、安全第一でお過ごし下さい。
 
 
 
中元 日芽香
 
 
 
 
2020/3/06 17:24
 
運動をしていたわけではなく、家の中で突き指をしました…。利き手をやってしまいました。そそっかしいもので。
もう日常動作ができるまでに回復しましたが、不自由になってはじめて意識することがありました。
 
文字を書いたり、ハンドソープをプッシュしたり、そういった基礎的な作業に支障が出てくる度、不便だなと。
当たり前がそうでなくなった時、はじめてそのありがたみに気づかされるものですね。
 
 
 
そういえば一月は、喉が腫れるタイプの風邪を引きました。いつもより少し声量が落ちたり、食事する時に飲み込むのが痛いといった具合。
 
意識することなく話ができて、好きなものを食べることができて、両手が使える。これ当たり前だと思うなよ、と言われているような気がしました。
 
季節の変わり目、三寒四温という言葉もあります、気温が安定しませんね。皆さん風邪など引かれていないですか。
 
 
 
普段、人に話をしながら
「あ〜、あの言葉が出てこない」
ということってありませんか。
 
友人知人と話している時には「まあいっか」と流してしまいます。それは会話の流れを止めたくないからだと思います。
時間をかけて思い出すほどのものでもない、というのもあると思います。
 
 
 
セッションの中で
『今のこの気持ち…うまく表せないんですが…』
という会話になる時があります。
 
そんな時は、言葉が出てくるまで少し待ってみます。
この「間」にこそ意味がある。そんな気さえします。
 
心の奥底にある感情を言語化する時間。
ふつふつと湧き上がってくる感情を身体で感じる時間。
 
「これまでサラサラと喋っていたのに、この質問された途端に考え込んでしまう自分がいる」
ことに気がつきます。
 
 
 
『話下手で、会話が続かなくてすみません』
いいえ、流れるように話す必要なんてないのです。
 
貴方のために用意された、貴方の話を聞く時間。
沈黙は怖いものなんかじゃない。相手に申し訳なさなんて感じる必要はない。
これまでそう思ってきたのなら、そんなことないと私がセッションを通して伝えたい。
 
さっきとは逆で、
「ある質問をきっかけに言いたいことが溢れて言葉が止まらなくなる」ことがあります。
話があっちこっち行っても大丈夫。私が整理します。だから出てきた言葉をそのまま聞かせてください。
 
 
 

 
 
「このように話が出来る場所があるというだけでなんだか救われます」と言っていただいたことがあります。
 
利用するしないでなく、「困った時あそこへ行けば楽になれる!」という居場所を提供できているのだなと思いました。
 
 
 
家や職場の近くに交番があると安心しますね。実際お世話になる機会はそんなに多くないかもしれませんが、存在が心強い。
 
私のカウンセリングサロンは住所が存在するわけではありませんが、「何かあったらアクセスできる場所」がオンライン上にあるということを心に留めておいていただくだけでも少し気持ちが楽になるのかな、と。
 
話をして気持ちの整理をすることで、仕事のパフォーマンスが上がったり、日常生活にハリがでたり。間接的ですがそういった力になれていると嬉しいです。
 
 
 
中元 日芽香
 
 
 
2020/1/10 21:30

2020年もよろしくお願いいたします。
皆様にとって素敵な一年になりますように。

私にできることは何か。私にできないことは何か。
やるべきことを日々考えながら、仕事に勉強に邁進していく所存です。

健康って大切だなと思う今日この頃です。
空気が乾燥していて、風邪やウイルスに気をつけたい季節。
手洗いうがいをしっかりして、部屋の中を保湿して、栄養をしっかり摂って。
グッドコンディションでお過ごしください。



「カウンセリングとは何か」について、現場でお話しさせていただく中で、私なりに定義できるようになりました。

カウンセラーさんはたくさんいますし、扱う療法も様々なので、答えはいくつかあると思います。私が行うカウンセリングとはこういうものです、とひとことで言うならこのようになります。

『クライアントさんご自身の心の整理をする時間。
クライアントさんがご自身と向き合う時間。』

心の整理をする中で見えてくる考え・気づき。新しい視点。そういったものをひとりで得るには、人によっては時間や体力が要ります。そのお手伝いをしています。



現場でお話を聞く時は、クライアントさんの鏡になるよう心がけています。
私というツールを用いて、クライアントさんがご自身の心の中をじっくり観察するようなイメージ。自分の本音ってなんだろう。自分は何を求めているんだろう。
一言一句なるべく正確に聞き取り、真っ直ぐ解釈することを心がけています。

アドバイスをするタイプではないですが、「客観的な意見を聞きたい」「心理学の知識を有している人の意見を聞きたい」と言われることがあります。
そんな時は、お話を聞く中で生まれた客観的な気づきをフィードバックしてみたり、有益だと思われる情報を提供することはあります。

新たな刺激を取り入れることで、絡まっていた糸が解けることがあります。計算式が整うことがあります。
その瞬間に立ち会うことができた時は、胸がじんわりとあたたかくなります。



「たまには誰かに甘えたい・頼りたい」「頭を空っぽにして話したい」そんな時もお力になれるかと思います。
カウンセリングを受ける方は、必ずしも答えを求めてやってくるだけではありません。心に留めている思いを言葉にするだけで、少し楽になります。

こちらもかしこまって「絶対聞き漏らさないぞ」と意気込んでしまうと窮屈に感じるかな、という時は、少しリラックスして聞きます。

聞き手のスタンスは相手に伝わるものです。世間話をする時まで緊張感を持たれると、話しづらいですよね。
その辺は空気の読める人間だという自負があります。



誰にだって話を聞いてくれる人は必要なんだな、と普段カウンセリングをしながら思います。

ひとりでも平気って人もいる。あまり相談しないから頼るって感覚がわからないという人もいる。
でも、ちょっと疲れたから気楽に話したいと思った時、はじめて人に考えを打ち明けてみて「頼るのも悪くないな」と感じる方が多いみたいですよ。

「中元さんはお仕事でいろんな人の悩みや、話を聞く中で、疲れたりしないんですか?」なんて心配の声をいただくことがあります。
大丈夫、私にも話を聞いてくれる人がいます( ˆoˆ )





新年のご挨拶だというのに、おすわりでなくリラックスモードでごめんなさい。警戒心ゼロです。
お正月は毎年お着物を着るモニカちゃんです。
写真ではつけていませんが、首に巻くファーもあります。寒いですからね。

ヘアスタイルを一年ごとにコロコロ替えています。せっかくヨーキーに生まれたんだもん。
ここ一年は、耳をまんまるにするスタイル。くまのぬいぐるみのような愛らしさがあります。

親バカ発動、失礼しました。



中元 日芽香